ンタビュー

平成病院の言語聴覚士コンビにインタビュー。熱き後輩のお悩みに、先輩からのやさしいアドバイス!

先輩

プリセプター

小川 けい

(経験年数12年)

小川 けい
×

後輩

プリセプティ

堤 悠斗

(経験年数2年)

堤 悠斗

小川

就職して2年目だけど、これまでを振り返ってどう?

淡路島に来たこともなくて、1人暮らしも初めてで本当に不安だらけでした。でも、今は環境にも慣れて少しゆとりを持って過ごせています。ただ、仕事は悩むことやわからないことも多くて、まだまだだと痛感しています。

小川

何も知らんところで、そりゃ初めは不安になるよな…でも仕事になったら、そんなことは感じさせへんくらい活き活きしとったよ。

そうですか? 仕事でも不安はありましたけど「なんとか先輩方についていこう!」と必死な毎日でした。

小川

ほんまに必死にがんばっていたよね。でも、うまくいかない時もあってプリセプターとしては「大丈夫かな?」って心配する場面もあったよ(笑)。

やる気が空回っている場面もありましたね(笑)。

小川

仕事の悩み事とか、業務でわからないとこは誰かに相談できよる?

STの同期もたくさんいますし、同じ寮の先輩にも相談に乗ってもらっています。
もちろん、小川さんにも話を聞いてもらっているので、一人でため込んでしまうことはないです。

小川

それなら良かった。リハビリスタッフへの相談はもちろん、他職種のスタッフとも話せるとたくさんのヒントがもらえると思うよ。

本当にそうですね。今配属されている医療療養病棟は患者さんの入退院も多く、毎日変わる患者さんの状態を把握しながらのリハビリテーションは大変です。だからこそ悩み事があった場合は、病棟やリハビリスタッフと自分からコミュニケーションをとるように心がけています。
そのなかで、解決策やヒントを得ることはたくさんありますね。

小川

ホンマにそうやね。自分だけの視点になると考え方が偏ってしまってうまくアプローチできなくなるから、他職種のスタッフに積極的に話しかけるのはいいね。
でも、医療療養病棟の担当になることに、不安とか抵抗はなかった?

回復期リハビリテーション病棟担当から、医療療養病棟担当になり…正直ギャップに悩むこともありました。
でも今では、どんどん回復する時期を過ぎた患者さんでも、日々アプローチしていると改善点や小さな発見があり、やりがいを感じています!
本当に少しずつですけど、患者さんに変化が見られるようになって、次のステップに移るときは自分のことのように嬉しいです!

小川

重症の患者さんも担当するようになって以前と大分環境が変わったけど、その中でもやりがいを感じてくれるのは嬉しいな。
患者さんが良くなるとこっちまで笑顔になるもんね。

はい! あと、練習のほかに、リスク管理や退院後の支援は難しいなーって思います。
ただ、他職種のスタッフとディスカッションして、担当の患者さんが良くなり退院する姿を見ると「本当に良かったー!」と思います。

小川

いいねー! この1年でセラピストとして、少しは成長したかな!? これからは、後輩たちをしっかり引っ張っていってね。
あとはプライベートを充実させていかなアカンよ!

これからもがんばっていきます!プライベートを充実させると、仕事もさらに充実するって言いますよね!
仕事もプライベートも全力で楽しんでいきたいです!

※ 所属・経験年数などの情報は取材時のものです。

あるSTの1日の仕事

8:30

始業、リハ科・各セクション朝礼

8:40

入院患者への臨床

12:00

食事介助、食事評価等昼食ラウンド

13:00

昼食

14:30

入院患者への臨床

15:30

VF検査

15:45

カンファレンス

16:00

入院患者への臨床

17:00

終業

あるSTの1日の仕事